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私たちは両親の精気を受けて誕生するので、当然のことながら私たちの体質は両親の体質を受け継ぐことになります。そのためこの遺伝による先天的要因に大きな制約を受けています。一方、後天的に私たちの身体を作り上げているのは日常の食生活です。どんなに丈夫な体質を両親から受け継いだとしても、暴飲暴食したり、
不規則な食事や偏食などの不摂生が続いたりすると身体に変調が起こります。
また逆に遺伝的には病弱な体質を受け継いだとしても、後天的な食生活のあり方でかなり体質を改善することができます。

身体はこうして遺伝的要因(先天的要因)と食生活(後天的要因)、そして適度の運動により基礎が作られています。また健康を阻害する要因としては病邪、環境的要因、精神的要因、食物要因、遺伝的要因の5つがあります。ですから病気の予防や治療には5つの要因を考え、除くことができる部分は除き、改善できるところは改善していくことが基本となります。

このような未病を治す東洋医学の基本は、心身全体の調和を計り、生体防御機能や自然治癒力を高めることで、全ての病気の予防につながります。
気血水の量や巡りを改善して未病を治すために、日頃から血液循環や新陳代謝を良くし、免疫力や抗酸化力を高めるような漢方薬・健康食品を摂取することで、積極的に病気の予防に取り組みませんか?

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